ベトナム旅行では、タクシーをよく利用することになります。なぜなら、旅行者にとって一番便利な移動手段であり、日本とは比べものにならない程安くタクシーを利用することができるからです。
ホーチミンのような大都市ではタクシーも多いので、すぐに見つけることができます。そのため、とても便利で手軽に利用することができます。
しかし、外国ではよくあることですが、ベトナムのタクシーは外国人観光客にぼったくります。ベトナムに住み、ベトナム語を話せたとしてもぼったくられることもあります。
タクシー運転手のぼったくりを100%防ぐことはできませんが、タクシーを最大限効率的に利用する方法について説明します。
安全なタクシーだけを使おう
ベトナムでは有名な会社名の社名を一字だけ変える偽装が多いです。特に空港や主要な観光名所の前にそういった偽造タクシーが一列で待機しています。
最もおすすめのタクシーはビナスン(VINASUN)とマイリン(MAI LINH)タクシーです。ベトナム最大のタクシー会社であるでなく、ベトナムの全土で利用されているタクシーです。
そのためにこのタクシーの偽物も多いですが、最も簡単な確認方法は電話番号を見ることです。
- ビナスン(VINASUN) : 38 27 27 27
- マイリン(MAI LINH) : 38 38 38 38
また、ビナスン/・マイリンタクシーはどちらとも2種類の車があります。
4人乗りの小さなタクシーと8人乗りの大型タクシーです。8人乗りが約30円ほど高いです。それ以外に違いはありません。
空港からのタクシーはスタッフに頼もう
ベトナムの空港に初めて着いた時、インターネット等で‘安全な’タクシーを調べていたとしても、それ見付けることは難しいです。遅い時間に到着した場合には特に難しいです。
結局、ぼったくられることを分かりながらも偽造タクシーを利用するしかなくなってしまいます。
その場合には、タクシーのスタッフににお願いしましょう。空港には普通、乗客のためにタクシーを呼んでくれるスタッフがいます。
その中でマイリン/ビナスンのベストを着ている人に頼めば、すぐに呼んできてくれます。もしそのスタッフが他のタクシーを呼んだ場合は、ビナスン/・マイリンでないと乗れないとはっきり断って下さい。
どこの空港でもビナスン・マイリンタクシーがあるわけではありません。
例えば、ホーチミンのタンソンニャット国際空港では、国内線はマイリンタクシー、国際線はビナスンタクシーだけが入って来ることができます。(なぜかよくわかりません。他のタクシーが入ったら、入り口から防ぐのが見えます。)
そしてもし先に近付いてくるタクシー運転手がいれば無視してください。すべて偽造タクシーの運転手たちです。
ベトナム タクシーメーターを見てみよう。
ベトナムのお金は基本的に単位が大きいです。一番小さな単位が1,000ドン(もちろん、さらに小さな500ドンもありますがほとんど使用しません)から開始されるので、数字が大きくなれば、表示するのが大変です。
ベトナムタクシーでは基本的に後の数字のゼロ(0)三桁を省略して表示します。
例えば、10,000ドン(50円)は、メーターには10で表示されます。
ベトナムタクシーの固体番号を写真に撮っておく。
マイリン/ビナスンタクシーはタクシーごとに固有番号があります。助手席の前や、シートに見ると4桁の数字が書いてあります。
何か問題が生じた時、タクシー会社に電話をかけてこの番号を伝えるとスムーズに解決できる場合があります。
しかし、短期旅行で来た時に利用するのはかなり大変です。ベトナム語で説明することもできないですし、会社のスタッフが英語ができるかはよく分かりません。
タクシー会社に電話をかけると何時に/どこからどこまで/何人が乗ったのか詳細に尋ねられます。電話をするつもりならこれらのことを覚えておいたほうがいいと思います。